ぶたこの父

私ぶたこの父は、私の夫になんか似ている。

 

抜けているところというか、変なところで生真面目なところというか。

 

今日はそんなぶたこ父のお話。

 

 

 

 

 

視覚障害のぶたこ母と、そんなぶたこ母が大好きなぶたこ父。

 

2人でショッピング。

 

 

 

今日の狙いはぶたこ母のピンクのTシャツ。

 

ぶたこ父の大事な役目は、Tシャツの形と色をぶたこ母に説明すること。

 

 

 

カラーバリエーションが豊富なお店で、様々なピンク色のTシャツがある。

 

形は決まり、次は色決めの番。

 

 

 

ぶたこ母は「どんな感じのピンク?」とぶたこ父に聞く。

(母は中途失明なので色の概念は分かる)

 

 

 

ぶたこ父は頑張って答える。

 

 

 

 

 

 

結局「ピンク」をうまく説明できず、この日は買えなかった。

 

 

 

 

 

大好きな母をがっかりさせてしまってしょんぼりの父。

 

次こそは色をしっかり説明できるようにと色の勉強を始めた。

 

 

 

 

 

そして、後日再挑戦。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

余計分からなくなった。